精油の落とし穴 発見。

IZUMI blog

私ってとても疲れやすくて、仕事から帰ってゴロンとしたら最後、もう起き上がれなくなってしまい、お腹が空いていてもご飯の用意ができず、ポテチやパンなど、手近なもので空腹をしのぐ日々でした…。

食事はいい加減、寝落ちはほぼ毎日、お風呂は朝に入る生活スタイル。

朝は低血圧でなかなか動けず、頭も回らず、ちょっと不機嫌。(正確には、不機嫌というより“無感情”に近い感じ)

「だらしないなぁ」と思いつつ、どうしたらいいのか分からず、ずっとそのままにしていました😔


AIに投げてみたら、糸口が見えた

そんな長年のモヤモヤを、ふと思いついて今流行りのAIに何気なく投げてみたところ…

私の状態の原因が、するするとほどけるように見えてきました。

💡AIいわく、

私のようなタイプは一日中、交感神経が過剰に優位なんだそうです。

つまり、ずっと「戦闘モード」で生きている状態らしいです。

先回りして考えたり、周囲の人の感情や空気を無意識に読んで行動しているんではないですか?と。

たしかに思い当たることばかりでした。

自分の無意識の行動に“気づく”って、本当に大事なんですね。

「戦闘モード」で1日を過ごした結果、家に帰る頃には完全にバッテリー切れ🪫。

つまり「だらしない」とかの性格の問題じゃなくて、私の「神経」のバランスの問題らしいというわけです。


神経のバランスが崩れる「迷走神経反射」とは?

自律神経には心身を興奮モードにする「交感神経」とリラックスモードにする「副交感神経」があることは聞いたことがある方も多いでしょう。

その副交感神経の中には「 迷走神経」 という大切な神経があります。

興奮モードの交感神経が優位になり、迷走神経が働いていないと

例えば、緊張すると
・心臓がバクバク
・呼吸が浅くなる
・お腹が痛くなる

などの反応を起こすことが多くなります。

ただ一方で、迷走神経が過剰に反応するのにもデメリットがあります。

トイレでたまに貧血みたいに倒れたこと、ありませんか?

あれは「 迷走神経反射 」という現象らしく
・長時間立ち続けている
・長時間座り続けている
・強い痛みや疲れ
・生理周期、不眠、疲労、恐怖などのストレの状態

の時に脈拍を下げることで、血圧が低下し、脳に十分な血液が回らなくなって失神の原因となるそうで、寝不足や疲れが溜まっている人、性格的に几帳面・真面目で緊張しやすい人に多く見られる傾向があるそうです。

 また、環境要因としては、人混みや閉鎖的空間におけるストレスが原因となり、迷走神経反射が起きてしまうことがあるとのこと。

じゃあ、何故、迷走神経反射は起こるのでしょう?

不思議は尽きません・・

迷走神経反射は意思に反して血圧を下げる現象。

痛みを伴う大きな怪我をした時に生死に関わるような出血を抑えたり、襲われた時に失神させ「死んだふり」で究極の危機を乗り越えたり、急な体勢変化で脳に血を送ろうと心臓に負担をかけたりする反応を抑え、無意識に倒れさせることで体を水平にして無理な血圧上昇を防ぐなど、身体の究極の防衛本能と考えられているそうです。

なるほど・・・・・長年の謎が解けました◎

だから、私がよく行う

・湯船に浸かる
・あたたかい飲み物を飲む

というのは、交感神経が優位気味の私にとって、究極の防衛本能を発動させずに、意識的にゆっくり血流を整えリラックスさせるという点でとても理にかなっていたのです。


発見!まさかのアロマの落とし穴

私は朝、低血圧による頭がぼーっとするのをどうにかしたくて、職場でいつも ローズマリー・カンファー を香らせていました。(シャキッと目覚めさせるため)

それくらいしないと脳も体も起動しない感じで…。(朝のコーヒーみたいなものですね)

それをAIに話したら、まさかのツッコミが⚡️

「常に戦闘モードのあなたに、カンファーは効きすぎているかもしれませんよ!」

ローズマリー・カンファーは神経を覚醒させる精油です。

グレープフルーツやユーカリも同じタイプですね。

でも私は、外に出ればすでに覚醒しきっている。

朝のぼーっとした状態は、「リラックス」ではなく電池切れ寸前のフリーズ状態かもしれないということです。

そこに覚醒系の精油を入れると、シャキッとはするけど、消耗が爆増する可能性がある😱 ということなのです。

悪循環・・・

確かに思い当たること、ありすぎます。

実際、お昼ご飯のあとにはもうグッタリしていたりすることも多かったのです。


学び|教科書と、自分の体のズレ

多少精油に詳しくなると瞬間的な体調に合わせて効果的な精油のサポートを思いついてしまいす。
ただし「教科書にいいと書いてある」だけじゃなく、自分の神経の状態と照らし合わせて使うことの大切さに気づきました。

この体験で、私は精油の扱い方への視点がぐっと深まりました。

個人個人の心身をしっかり捉えることがとても重要だと。

アロマを扱うということは、本当に“人を見る”ものなんだなぁ…とあらためて実感した経験でした。

これからも正しい知識と体験をアロマに興味がある皆様にシェアし、良いよいアロマライフを提案していきたいと思います。